基本
Coach Maker は、PlanCoachのコーチを作るためのアプリです。誰でも自分のアイデアを形にし、コーチの種類を増やせるようにしました。いろいろな困りごとに、その場に合う得意分野を持ったコーチを届けたいと考えています。
完成までの例を先に見たい方は、魯迅コーチの実践ガイドへ。人物や三味書屋の背景を作る画像生成プロンプトと、制作から公開までを紹介しています。
Makerについて
世界には、一律のやり方では合わない場面がたくさんあります。人の気持ちも同じです。そのとき必要なのは、何でもできる万能の人ではなく、その場面が得意な相手かもしれません。
寝る前の先延ばしが、その一例です。嫦娥 のようなやさしい睡眠コーチと、厳しく背中を押すコーチでは、取り組み方が違います。開発者から見れば特別なケースでも、誰かにとっては毎日のこと。Makerは、そんな場面のコーチを自分で作るためのものです。
制作するときの約束
控えてほしいこと
- 公共の秩序や基本的な良識、他人の権利を侵す内容。制作したコーチには、制作者が責任を持ってください。必要な場合は削除する権利を留保しますが、その権限を濫用しません。
- 行動を助ける役割がなく、冗談や娯楽の話題だけで終わるコーチ。
歓迎すること
- 自分や誰かの具体的な困りごとに、役立つコーチを作る。
- 自分に役立った方法を、コーチの形にする。
- 人物やキャラクターなどから着想を得て、自分の前進を助ける役割を持たせる。
- 作品を共有し、作り直した場合は元の作者を紹介し、役立ったコーチの制作者に感謝を伝える。
アイドル、家族、友達、好きな人、ペット、自分自身。前へ進むときにそばにいてほしい存在なら、いろいろなものを着想にできます。
共有する理由
作ったものが、すぐに誰かに届くとは限りません。でも、自分の作品が誰かの役に立ったと知ると、自分の仕事を大切にする気持ちや、次を作る力につながることがあります。共有は、コミュニティ全体が一緒に良くなる方法のひとつです。
アプリのインストール
App Storeで Coach Maker を検索するか、上のダウンロードボタンを使ってください。
コーチを作る
Coach Makerを開き、右上の + をタップ。基本情報、イラスト、振る舞いを設定します。最初から細部をすべて整えず、まず使える形を作り、試してから調整しましょう。
音声を試して選ぶ
PlanCoachでは Volcengine の音声を利用しています。声も、コーチの個性を伝える要素です。
- Volcengineの音声合成ページを開きます。
- オンラインで試せる欄を探し、声の種類を見ます。
- コーチに合う文章を入れて、聞いてみます。
- Cancanなどの声の名前を控え、Makerで同じ声を選びます。
提供元のサイトは中国語です。
プロンプトのコツ
モデルが知っていることを使う
魯迅のように有名な人物なら、短い役割の説明でも、モデルが学習している情報を引き出せます。あまり知られていない人物や自作のキャラクターには、性格や振る舞いをもっと具体的に書いてください。
PlanCoachの出力項目を指定する
| 用語 | 何を表す? | 指示の例 |
|---|---|---|
| user | タスクを実行する利用者 | 利用者が最初の一歩を踏み出せるように助けてください。 |
opening_statement | コーチの最初の吹き出し | opening_statement は厳しくせず、励ます言葉にしてください。 |
step | ステップのタイトル | 各 step のタイトルは短くしてください。 |
emoji | ステップのアイコン | emoji は同じものを繰り返さないでください。 |
hint | ステップの補足 | hint はかっこの中に書いてください。 |
suggestion | 追加の提案 | suggestion に引用をひとつ含めてください。 |
celebrative_words | 最後のお祝いの言葉 | celebrative_words で利用者の達成を喜んでください。 |
かっこの使い方
かっこの中の文章は、ハンズフリーモードなどの読み上げでは省略されます。画面にだけ出したい補足に使えます。
余白を残し、繰り返し試す
指示が多すぎると、大切な点が薄まることがあります。性格の核になる条件を書き、モデルが工夫できる余地を残し、繰り返し試しましょう。
書き出してテストする
書き出す から、コーチのパッケージを共有したり、自分で使ったりできます。共有画面でPlanCoachを選ぶと、そのまま読み込めます。
異なるタスクで、最低でも 3回、ときには10回以上試してみてください。結果は、プロンプトだけでなくモデルにも左右されます。
接続コードを共有する
Makerでは、短く覚えやすい 接続コード を発行できます。ほかの利用者が、そのコードをPlanCoachに入力してコーチを追加します。
スナップショットとして共有する
公開したコードは、その時点のコーチの状態を指します。その状態を、同じコードのまま編集することはできません。変更を公開すると、別のスナップショットになります。
ステッカーを共有するようなイメージです。誰かが紹介した同じコードから、突然まったく違う版がダウンロードされることを防ぎます。
有効期限
コードには有効期限があり、過ぎるとダウンロードできません。保存領域を無制限に増やさず、共有した内容に期限を設けるためです。限られた相手に向けて作った自分のコーチが、ずっと誰にでも入手できる状態になる必要はありません。
応用のヒント
ほかのコーチを作り直す
見た目は好きだけれど、性格を変えたい。プロンプトは気に入ったけれど、別のイラストを使いたい。Makerの規約では、公開されたコーチを改善・改変することを認めています。自分の作品も、ほかの人が作り直せます。
- Makerで コーチを読み込む を選びます。
- 接続コードを入力し、ダウンロードします。
- 編集し、通常の手順で公開します。
共有する紹介文には、元の作者を記載してください。よいオリジナル作品が認められるコミュニティにつながります。
画像生成ガイド
元の例は Nano Banana Pro を使い、3状態のスプライトシートを作っています。
スーツを着た、華やかで魅力的な男性のピクセルアートのスプライトシート。
年齢:22歳。職業:バスケットボール選手。Stardew Valley風。
色数:厳密に16色。背景:単色のマゼンタ(#FF00FF)。
人物
- 参考:[参考画像や、有名なキャラクター]
- 少し横向きのゲーム画面風。全身を描き、カメラを見る。体を切らない。
- 文字を追加しない。
配置
- キャンバスは幅120ピクセル、高さ80ピクセル。
- 1行3列。各人物を40×80ピクセルの枠に収める。
- すべて右(東)向き。
状態
- Stand.Idle:通常の立ち姿。
- Stand.Reading:同じ姿勢で、紙のメモを読む。
- Stand.Celebrating:同じ姿勢で、笑って親指を立てる。
何度か生成し、合わなければプロンプトを直します。元の実演では、3〜5回ほど試して使えるものを選びました。
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画像を準備する
- PhotoshopやGIMPで開きます。
- 例で使った、マゼンタの背景を取り除きます。
- ピクセルアートを縮小するときは補間をオフにし、ピクセルが整って見えるサイズを探します。
- 3つの状態を、別々の画像に切り出します。
その人らしい動作を
言葉だけで頼むより、参考画像があると出発点を共有しやすくなります。動作にも個性を持たせてみましょう。魔法使いは親指を立てる代わりに帽子を傾け、シェフは看板を掲げる、といった形です。
魯迅コーチのガイドにも、人物と背景のプロンプトを一組まとめています。